ImageMagicで画像を変換

ImageMagickは、画像を扱う際に非常に便利。

直接、ImageMagickを使わない時でも、プラグインがImageMagickに依存していることも多い。

ここでは、ImageMagickをCLIで、直接使う方法についての概略を記載する。

ユースケースとしては、複数の画像ファイルを一括して変更したい場合。

変更とは、主に画像サイズの変更や、画像フォーマットの変換を指す。

ケース1 画像サイズを元のサイズに対して相対的に変更する

$ convert -geometry 50% original.jpg half-size.jpg

ケース2 画像サイズを元のサイズとは関係なく、指定したサイズに変更する。

$ convert -geometry 300x400 original.jpg 300x400.jpg

但し、縦横比が維持されるため、横(300)、縦(400)の矩形内に納まる最大サイズとなる。

ケース3 縦横比を維持せずに、指定したサイズに変更する

$ convert -geometry 300x400! original.jpg 300x400.jpg

ケース4 ディレクトリ内の全てのファイルを変換する

$ mogrify -geometry 50% ./*.jpg

元のファイルは、上書きされることに注意
mogrifyは、元ファイルを上書きして変換するので、名前を変えずに変換したい場合は、
ファイルが複数でなくてもmogrifyを使用すればいい。